手のひら先生スタイルの温熱蕁麻疹・寒冷蕁麻疹治療
手のひら先生スタイルの寒冷蕁麻疹治療は、なぜ自信を持って治療ができるのでしょうか。
その理由は以下の文章をお読み頂き理解して頂ければと思います。
手のひら先生スタイルはトップページに詳しく説明しているように、従来にはない理論を構築し一見鍼をさすのは同じようでも、中身はまったく異なっているものです。
人間が本来備えている免疫システム 血液循環システム それらをコントロールしている脳神経を、全く新しい観点から刺激調整する方法を発見したのです。ですから従来鍼治療では困難であった、難病までを治せるのです。
治療は理論・技術とも完成しておりますが、いま少し症例が集まれば皆様にも信頼していただけると考え、以下のように自己評価を付けました。
治療完成度 A
「温熱蕁麻疹・寒冷蕁麻疹」の原因
食物摂取などのアレルギーで起こるものではなく、温度差に対応できなくなった血管が刺激する肥満細胞から出る、ヒスタミンによって痒みが出るのが原因になります。
私自身も50年前の大学受験時代、寒冷蕁麻疹になったことがありました。今から考えると、これは元もとの虚弱体質で冷えが身体にあったほかに、受験と言うストレスが重なり、冬の冷気に当たった場所が蕁麻疹となって現れたようです。
この治癒に至った経過は忘れてしまったのですが、そのくらい分からないうちに治癒したものです。大学入学によってストレスが無くなったのが、大きな要因であったかも知れません。ストレスによる血行障害が起きて、そこに冷気が当たって、言わば軽い凍傷のような症状を呈する、それを寒冷によって起こる蕁麻疹と理解しています。
西洋医学ではなぜ寒冷蕁麻疹が治せないのか
原因が解明されていても西洋医学では治せないものがあります。
寒冷蕁麻疹は寒さに順応できない血管が収縮しすぎることに原因がありますが、このような場合対処法はその場限りの対象法になります。
痒みを起こしているヒスタミンに対し抗ヒスタミン剤が処方されるだけです。
根本的な治療はありません。
漢方薬ではなぜ寒冷蕁麻疹が治せないのか
手元にある「実用中医内科学」上海科学技術出版社刊 財団法人東洋医学国際研究財団 訳 を見ましたが病名は見当たりませんでした。
東洋医学が科学的でないと非難する攻撃対象に、原典「黄帝内経素問霊枢経」には神経が描かれていないことを上げるものがあります。
しかし私の研究では解剖を行ったのは東洋医学は内科が専門なので、外科的な解剖は不得手なものが行い見落としたのだ、と記載している研究書があります。
私の考えではそう言うことではなくて、古代の治療家は神経の調整は経絡の中で十分に行えると考えていた、このことを発見し理解いたしました。
恐らく漢方界ではこのことが常識であり、薬の中では神経云々はこれからも語られることはないでしょう。
というわけで寒冷蕁麻疹の漢方薬治療法は、体全体のレベルを上げて自然治癒力が働くまで待つ、これに尽きるのではないでしょうか。
よってこ漢方薬治療は個々の治療家の理論と経験に頼る治療になってしまいます。
伝統的な鍼治療高麗手指鍼ではなぜ寒冷蕁麻疹が治せないのか
前段で述べたような神経云々に対し、従来の鍼灸理論では反論ができなかったのです。
古典を読み解くだけでは従来の鍼灸以上の解決は出来ません。
偉大な古代の治療家が解決したくても解決できなかったことを、戒めや現代では謎やおかしいこととして放おって置かれたことを、読み解いて解決しなければなりませんでした。
それが出来ないので寒冷蕁麻疹に対しても、経絡調整をし自然治癒力を高めて結果治る、このような治療しかできていないのです。
手のひら先生スタイル高麗手指鍼温熱蕁麻疹・寒冷蕁麻疹治療ではなぜ治せるのか
私の研究では経絡と呼ばれるものには、自律神経の交感神経 副交感神経を直接調整する力が本来あるのです。
自律神経は調整可能です。手のひら先生スタイルの高麗手指鍼では、自律神経を調整できる経絡は6本見つけました。さらに影響を受ける動静脈の調整も可能になりました。このようなことは西洋医学でも漢方薬・鍼灸でも行うことが出来ません。
経絡の調整をしなくても、交感神経副交感神経を直接バランスを取り、活性化と抑制をすることが出来ます。
更にストレスを感じ異常な反応を示すのは、交感神経・副交感神経だけではありません。
最近話題のキラーストレスと呼ばれる、異常なストレスによっても身体は傷害されます。
脳の中の扁桃体の異常興奮によって引き起こされる、現代における過剰反応が脳溢血などを引起こすのです。
蕁麻疹というのは病気の前兆とか警告反応と言われる事があります。
前兆反応だけを消せば良いと考えるのではなく、根本から治していかなければ再発する可能性はあります。
そのようなことが無いように根本の脳からこの蕁麻疹は治していかなければなりません。
アレルギー反応ではないからです。
症例にあるように完治に近づけば近づくほど、表情が変化し目の輝きが違ってきます。
これは脳の血流が良くなって、目にも光が生まれてくるのです。
科学的は表現ではありませんが、東洋医学的な見方からすればそのようになります。
このことを言い換えると、鍼灸治療の優位なところは単に神経の調節をするだけでなく、根本にある血流障害そこから派生する冷え、これらも同時に治療が可能であるということです。
更に患者さんの多くはその疾患の根底にある、免疫の低下も潜んでいます。
手のひら先生高麗手指鍼治療ではこれも調整をしています。
最近では生理学などの研究が進み、以前では考えられなかったような過度なストレスが、我々を襲ってくるようになり、その反応が尋常ではなくなることがあります。
自律神経神経が果たしていた防御を超え、脳まで異常反応を起こすまでになっています。
勿論そのような状況でも手のひら先生スタイル高麗手指鍼では対処法がありますが、その前に自律神経を整え元の状態に戻し、更にストレスに耐えうる神経組織 免疫システムにすることが可能になります。
治療費
初診料 | 3,000円 |
---|---|
個人専用鍼代 | 2,100円(治療10回毎にお支払いただきます) |
治療費 | 7,000円 |
ニードルキーパー使用料 | 30,000円(初回のみのお支払です) 難病とされるリウマチ・ガン・眼底出血などの治療に使用します。 |
手のひら先生高麗手指鍼温熱蕁麻疹・寒冷蕁麻疹の治療実績
自律神経の交感神経副交感神経を刺激抑制する方法は、西洋医学にはありません。
元新潟大学安保徹教授が提唱した爪揉み法で副交感神経を刺激するか、腹式呼吸法で交感神経を抑制する方法しか手段はありません。
勿論薬は有っても常習性や副作用がある、鎮静剤になってしまいます。
手のひら先生スタイル高麗手指鍼は、東洋医学では発見されていないとされた自律神経について、関連ある経絡とツボを発見し調整が出来る理論体系を構築しています。
更に鍼で免疫の調整、血流障害を治して、全体の調整をすることが出来るのです。
症例1
男性 20歳台前半 大学院に通う真面目な学生さんです。相当なストレスがこの2,3年で加わっているようです。特殊な学問でありかつ入学に際し狭き門でもあったとのことです。入学しても授業は内容も難しいが、さらに卒業後は大学の教授になることでのみ生きる学問とのことでした。したがって教室内で起こる事すべてがまた選別の対象であり、毎日がストレスにさらされていると言っても過言ではないようです。
初診 色白の青年であるが、皮膚に艶がないようです。顔の輪郭もハッキリしない、これは相当のストレスから来ていると考えられます。20歳台で飛蚊症(ひぶんしょう 何匹も蚊が目の中を飛び回るような症状。高齢にならないとでない症状と思われる)があります。蕁麻疹は電車に乗って、車内の熱気に当たっても、カレーライスやラーメンを食べても出るとのことでした。また授業では発表する事が多いが、その前に神経が高ぶってくるとやはり出ます。
11回目蕁麻疹の出方が減ってきたようです。出ても痒みが減ってきたようです。
14回目暖房に当たっても耐えられるようになって、蕁麻疹がでなくなってきました。
20回目カレーライスを食べても蕁麻疹が出なくなりました、とうれしそうに話されました。
29回目 精神不安になると出ていたのが、頻度が減ってきたように思われるとのことでした。また出てもその程度は軽くなったそうです。
30回目不安感のみで蕁麻疹は出なくなったようです。顔つきが変わったように見えました。輪郭がはっきりしてきたのでしょう。これは患者さんの多くがそうである様に、身体が良くなってくると見られる変化の一つです
52回目かなり体調も良くなり蕁麻疹もでなくなってきたので治療は終了した。
症例 2 30歳代
風邪を引く、生理が止まる、寒冷蕁麻疹が出る、これが順番に出てくるそうです。05/01/13 初診血行障害度を計るトロンボキサンB2を使い、アプライドキネシオロジーテストで計測しました。700ngと高い値でした。術後は300ngになりました。手のひらの鍼と耳鍼を併用しました
05/01/17 蕁麻疹の出方が少なくなりました。術後のトロンボキサンは150ngでした。
05/01/24 第4回目 。蕁麻疹はほとんどでなくなりました。術後のトロンボキサンは35ngでした。
05/02/03 第6回目。 生理がありました。トロンボキサンは1ngと正常値になりました。
症例 3 KM
3ヶ月前から蕁麻疹が出始めました。
06/10/02 初診 トロンボキサンによる血行障害度を計測。600ngでした。
06/10/06 少し良くなりました。術後は300ngでした。
06/10/16 トロンボキサンは150ngでした。
06/10/27 トロンボキサンは70ngでした。今回からストーンチェック(SC)を行い体のバランス調整を行うことといたしました。
06/11/10 蕁麻疹の出る間隔が広がってきたようです。トロンボキサン値は30ngでした。
06/11/22 トロンボキサン値は10ngでした。
症例 4 MM
6年ほど前から温熱と寒冷蕁麻疹、それとアトピー性皮膚炎を併発しています。運動をしても出るので止めています。
06/10/27 初診 トロンボキサンを使い、血行障害度を計りました。術後は1000ngでした。またストーンチェック(SC)を行い、体のバランス調整を行いました。
06/11/18 第3回目。出現回数が減ってきたそうです。トロンボキサン値は200ngでした。
症例 5
2年ほど前から出始めまあした。効アレルギー薬を使っても出ます。
06/10/30 初診 トロンボキサンを使って血行障害度を計測しました。術後は900ngでした。SCを使い体のバランス調整を始めました。
症例 6 IJ
2月頃からチタンブレスレットによる蕁麻疹が出始めました。ステロイド軟膏が合わず、その後全身に湿疹が広がっています。
06/12/08 初診 トロンボキサンを使って、血行障害度を計測、術後は500ngでした。
06/12/11 トロンボキサン値は、術後240ngでした。寝床に入ると猛烈な痒みが出て、不眠です。
06/12/19 トロンボキサン値は、術後100ngでした。
06/12/22 トロンボキサン値は、術後40ngでした。
06/12/28 トロンボキサン値は、20ngでした。本日から耳鍼を併用しました。少しづつですが改善が見え始めました。
07/01/10 暮れには発疹が出ました。 トロンボキサン10ngになりました。
07/01/29 良化しています。トロンボキサン値は1ngです。
07/01/23 首から胸元は赤みが取れました。掻いてしまうので首筋は痒みがあります。手首の周囲はまだ赤みはある。全体に蕁麻疹は治まってきました。
07/02/14 第11回目。手足に蕁麻疹の発疹が出ていますが、全体としては良好です。
07/02/27 第13回目。全身に発疹が出ました。花粉症の影響があるかも知れません。
07/04/03 第17回目。免疫の衰えを調べるため、ヘルペスを調べてみました。600ngあり術後は300ngになりました。感染が疑われます。このためISSを使って免疫力を高めました。
症例 7 IS
昨年秋から蕁麻疹が出始め、寒冷蕁麻疹と診断されました。
08/08/19 初診 血行が悪くなっているのが根本原因とみて、オーリングテスト試料トロンボキサンB2を使って計測しました。術前600ngあり、術後は180ngに下がりました。体の芯が冷えているとみなします。
症例 8 HK
4年ほど前から蕁麻疹が夏に出るようになった。今年はほぼ毎日夕方に出るようになり、夜は腫れあがります。
08/09/08 初診 甘いもの、辛いものが好きなので、まずこれの改善を促しました。血行障害度を示すトロンボキサン値は術後で770ngでした。