リウマチ(リュウマチ)のお悩みは「手のひら先生のリウマチ相談室」

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手のひら先生の治療日誌09年07月05日発行

こんにちは、ホームページ「手のひら先生のリウマチ相談室」を運営している、手のひら先生こと長谷川和正です。「手のひら先生の治療日誌」として、高麗手指鍼治療にまつわるお話をいたします。このほか「手のひら先生のリウマチ相談室ブログ~手のひら先生の独り言~」と「リウマチの広場(by 手のひら先生)」もありますのでこちらもよろしくお願いいたします 。

本日のテーマ「別料金の医療費」

近くの食堂に行ったら突然マスクの大男が声を掛けてきた。5ヶ月前のことでした。ビックリしていると、やおら毛糸の帽子を取って、俺だよと見慣れた顔を見せた。すっかり頭は禿げていた。

リンパがんの治療が終わったそうです。「金を溜めておかないと病気にもなれないぜ」と言いながらこの一連のがん治療の話をしてくれた。

毎週1回通いながら検査を続けた。とても丁寧な検査でその結果今まではっきりしなかった、リンパ癌であることが分かった。そこから化学療法が始まり一定のサイクルで終了した。すると説明がある「保険で出来るのはここまでです。あとは保険外でこのような治療法があります。」と、メニューを見せられたそうです。下は30万円上は100万円ほどであったそうです。

「長谷川さんよ。金は溜めとかなきゃ。メニューを見せられたら命が惜しいからさ、100万円のコースを選んだよ」

普通に働いて来た国民が病気になった時に、また税金を納めて高齢者になったもの達が、様々な条件環境を排除しても、病院で診てもらえない現状はおかしい。

父が緊急入院して3日ほどICUに入っていたが、その部屋は特別室で1日3万円もかかった。すぐ大部屋に移ったのでこれは無料でした。しかし病気のせいか声が出てしまい、周囲の方に迷惑がかかるので個室に移ることにした。これは1日11000円掛かる。独立法人であったが国立病院でもこのくらい掛かる。

次に転院した病院は地元の私立病院です。初めから個室でした。個室には3万から1万円まであります。1ヶ月にしたら35,6万円掛かる計算です。本人の年金や、私も年金を貰う歳になったうえまだ働いているので、どうにか払える金額ではあります。幸い病院の配慮で回りに迷惑の掛からない大部屋に移してくれましたので、特別な費用は掛からなくなりました。ありがたかったです。

しかしこのことについて考えました。富裕層と生活保護者はこれとは無縁の位置にいます。しかしその中間層は、この負担に耐えうるのか。私がもし30代40代だったら、この個室料金は相当堪えたと思う。

病院の現在の経営状況から、この特別な医療費は止むをえないと理解できる。個室でゆったりと治療できる環境を望む人たちもいることは理解できる。しかし望まないのにこの状況が出来てしまったら、それは不幸だといわざるをえない。この料金は行政の補助は全く無い。治療に関しては高額医療費として、一定額以上は補助がある。しかしこの個室料金は、保険制度の歪の中で生まれてきたものではないのか?まったく納得できない。誰がこのようなものにしたのか。

次は政権が変わるそうであるから、是非このようなところにもメスを入れて欲しいのである。働く義務、納税の義務があるなら、万が一病気になったら少なくとも最低限の見返りはあって当然である。

見聞ききし体験すればするほど、やはりこの国の医療体制はおかしい。

042-365-9781