リウマチ(リュウマチ)のお悩みは「手のひら先生のリウマチ相談室」

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手のひら先生の治療日誌07年11月02日発行

こんにちは、ホームページ「手のひら先生のリウマチ相談室」を運営している、手のひら先生こと長谷川和正です。「手のひら先生の治療日誌」として、高麗手指鍼治療にまつわるお話をいたします。このほか「手のひら先生のリウマチ相談室ブログ~手のひら先生の独り言~」と「リウマチの広場(by 手のひら先生)」もありますのでこちらもよろしくお願いいたします 。

本日のテーマ「漢方薬は危ない 2」

出版社が分かっていたので問い合わせましたが、すでに絶版でしたので「著者との連絡が取れません」との回答でした。年何冊も出版しているところですから、さもありなんです。著書の奥付には今は住所など載っていないことが多く、これからはまったく辿るすべがありません。

このような時にインターネットがあったので大変助かりました。私の名前ですら検索すると、同姓同名が出てくる時代です。びっくりするのはやってもいないのに、ゴルフコンペの参加者に載っていたり同窓会名簿にあったりし、驚くような結果がでます。

高橋さんの場合もこれを利用し、最終的には薬害に警鐘を鳴らしておられるお仲間だった、浜六郎先生を通しどうやら連絡が取れたというしだいです。次の段階の資産継承者との折衝が難しいことになりました。出版社との契約なら、専門家が多いので簡単でしたでしょうが、隣国とはいえ外国での出版です。絶版書籍ではあってもどのように扱われるか、危惧を払拭してもらうよう説得するには、私には荷が重かったようです。最終的には「たにぐち書店」の社長に、この労をとっていただき無事契約が成立したというわけです。

漢方薬について、あなたはどのようなイメージがありますか?きっと次のようなものではないでしょうか。1、副作用がない 2、急に効くものではなく、長期にわたって服用することで結果が出る 3、今は健康保険が利く 4、昔からの漢方薬局で処方をしてくれる 5、母親が昔飲んでいた 6、風邪には葛根湯が効く 7古めかしい 8中国から渡ってきた

ざっとこのようなものではないでしょうか。ちょっと解説いたしましょう。

2からです。これは裏返しですと、すぐ効かない。ということです。私も長年苦しんだ蕁麻疹で、およそ8年程度のみ続けていたわけです。でも完治と言うところまでは効きませんでした。しかし医者が替わったあと飲み続けた時は、確かに変化がありました。また風邪のひき初めには漢方薬を重宝していますので、処方は様々でしょうがやはり短期で効かなければ、それは効果が望めない処方なのではないでしょうか。

3ヶ月ぐらいは身体に変化が出ます。それから6ヶ月ぐらいまでに緩やかに変化して、6ヶ月過ぎてから変化がなければ、1年たっても治らないでしょう。経験からそう思います。6ヶ月過ぎでも薄皮をはがすように替わっていけば、希望をもてるのではないでしょうか。

3これは朗報でしょうか?でもどこでも漢方薬が処方されるからといって、それが漢方処方なのでしょうか。

そのお医者さんは、あなたの診断をする時、脈を取りますか?お腹を触る腹診をしますか?舌を診ますか?顔色を見たりする望診をしているようですか?問診は誰でもしますよね。このような診察をして経験から割り出すのが、漢方処方なのです。ただ問診だけするのは、漢方薬を出しているだけで漢方処方をしているわけではありません。

4、本当は薬剤師には薬を処方する権限はありません。しかし漢方ブームになった時経験を積んだ漢方専門医が少なかったので、前から続いている薬局での調剤を、厚生省が経過措置として黙認しているのだ。そう聞いたことがあります。

でも本来は、漢方医として勉強と経験と積まれた専門医を受診されることをお勧めします。通販で買うのは問題外です。漢方医を選択するのは、いまの時代では貧乏医者になっても、患者を治したいという決心がないと漢方医にはなれないそうです。漢方専門医が近くにいらっしゃらないならば、次善の策として良く勉強した漢方薬局を訪れるのがよいでしょう。

5、昔私の母親も「実母散」をお茶のようにして飲んでいました。女性の場合は独特の不定愁訴があり、西洋薬では対処の仕様がないので、民間療法的なこのような薬があるのでしょう。また昔は簡単に医者にかかれるような経済状態ではなかったので、各家庭ではこれらが「富山の置薬」の中に入っていたのだと思います。6、漢方薬は「証」があって「病名」が無いと承知しています。葛根湯は風邪薬ではなく、葛根湯の証が立ったときそれが風であれば効果が出るのです。例えば汗の出にくい季節に、熱が体の中にこもり、脈が緊張していて、首や肩がこっている。そのような症状があると、葛根湯の証が立てられ処方されるのです。筋肉の緊張が取れ毛穴が開き、中から汗が出て熱が下がる、それで風邪が治ることからイコール風邪薬とされたのです。冬に効くが夏には効きません。

さて問題は1の副作用です。瞑眩という言葉を聞いたことがありますか?メンゲンと読みます。これは「従来好転反応」とか「出れば早く良くなるサイン」と言われていましたが、高橋氏の分析で副作用であると証明されたと言ってよいでしょう。

すべて彼の成果というわけではなく、それまでもいくつかの論文で副作用が述べられてはいたようです。しかしまとめて得意の統計学を駆使し証明したところが画期的であり、また反論が難しいところで、漢方関係者からは煙たがられてあるいは嫌われているのでしょう。

私も嫌いです。漢方薬に関する記述は抵抗あるものの納得できます。しかし東洋医学の根本思想である、五行論などになると統計学は関係がなくなくなるので、あれよあれよと言う間に、独自にくみ上げられた理論というか偏見で歪曲されてしまった感があります。そこが危ういところで嫌いな点です。

少々驚いたのは、彼が統計する前に、広く知られた津村順天堂、カネボウ薬品、小太郎漢方、イスクラ産業が資料提供していたことです。氏の経歴から考えたら資料提供を拒否しても不自然じゃないと思えるのですが、それをしないで相当の資料が出たのは、意外でもありまたこれらの会社がフェアーで有った所に、変な感心をしているところです。

私のホームページです。参考にご覧いただけたらと思います。

「手のひら先生のリウマチ相談室」http://www.d2.dion.ne.jp/~kouraiha/

042-365-9781