リウマチ(リュウマチ)のお悩みは「手のひら先生のリウマチ相談室」

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手のひら先生の治療日誌07年10月10日発行

こんにちは、ホームページ「手のひら先生のリウマチ相談室」を運営している、手のひら先生こと長谷川和正です。「手のひら先生の治療日誌」として、高麗手指鍼治療にまつわるお話をいたします。このほか「手のひら先生のリウマチ相談室ブログ~手のひら先生の独り言~」と「リウマチの広場(by 手のひら先生)」もありますのでこちらもよろしくお願いいたします 。

本日のテーマ「鍼灸師はつらいよ 2」

リウマチ、糖尿病さらに癌までも治療対象に出来るなんて、学生時代には思いもかけませんでした。高麗手指鍼に出会ったおかげです。今このことに感謝をし、次の時代に伝えるべく努力をし始めているところです。 世界経済がグローバル化の波にさらされ、アメリカの意向でビッグバンが始まり、この数年鍼灸界もその波に呑まれ呑まれ始めているのです。14年前に卒業し資格取得したときは、全国の卒業生は2000人ほどでした。今は5000人ほどが卒業し受験し、4000人が合格しています。 最近の「週刊文春」誌に歯科医師の厳しい経済状況が載っていました。今あるセミナーに参加しています。そこはほとんどが歯科医師という会です。そこで聞いた話として、「10年ほど前、歯科医師の受け取る額は、売り上げの13パーセントでした。しかし現在は9パーセント程度に下がってしまった」そうです。「数字的にそれほど落ち込みには見えないのだが、出生率の落ち込みや卒業する学生の数が減らないので、今の歯科医師の収入の落ち込みは目を覆いたくなる」そうです。実際様々なことを聞くと、保険診療をしているとほとんど利益が出ないそうです。そこで技術のしっかりした人は自由診療に切り替え始めているそうです。その一方世の中では廃業したり、夜逃げをしたりしていることもあるそうです。自由診療で見積もりを出し、たとえそれが高いとしても納得して、治療費を出すそのような需要も確かにあるのです。ここでも2極化が起こり始めています。 私も入学した当初は、資格を取ったらすぐ治療が出来、看板を上げたらすぐ患者が来ると思っていました。でもそんな考えはすぐ消えてしまいました。でも開業したのは、現実の厳しさを知らなかったので、つい情熱で突っ走ってしまったからです。開業当初の悲惨さを味わった後は、良く今日まで来れたと思っています。もしこれがアルバイトをしたり、友人の治療院を休みの時に助けたら、その大変さを知っていたら開業はしなかったと思います。 先生は「開業していると、一日3人は来るようになる。気が合う患者さんが出来るから」とか、「3年は我慢すれば口コミで広がる」とか教えてくれましたが、時代は変わっていて、しっかりした技術があっても口コミでは6年かかるそうです。これはある日、北海道のお医者さんから電話がありました。先生は痛み専門科を設けて治療されているそうです。先生は「口コミは、6年係りますね」とおっしゃっていました。実感ですね。それだけ競争が激しくなってきた結果でしょう。 昔往診していたとき、元大学教授が言ってくれた言葉があります。「しっかりとした技術を持っていれば、世間はほおっておかないよ」確かに長い目で見れば、あとからそう振り返ることも出来るかもしれませんが、その時は苦しい時を過ごすことになってしまうのです。「青春時代が夢なんて、後からほのぼの思うもの。青春時代の真ん中は、胸にとげさすことばかり」の歌のとおりです。 数年前NHKの「トップランナー」と言う番組を見ていました。スガ・シカオが出演していました。彼は30近くなってデビュウした歌手です。それも成功していた会社員の職をある日断って、数年作曲に専念してから世に出てきたのです。会場には彼のデビュウ時と同じ年齢の青年がいました。「私も音楽家に憧れていたのですが、今はサラリーマンをしています。しかしまだ歌手をあきらめられず、作曲を続けています。今後どうすればよいでしょうか」この問いにまさに彼が答えたのがこの言葉でした。「今はレコード会社も才能を求めている。良いものが出来たら積極的に売り込みをすれば、才能が埋もれる時代ではないので、採用されるよ」と言うような、同じ意味のことを言っていました。 鍼灸師の高い技術はどこにありますか。それは高い技術を持っている人から、それを求める人へ確実に受け継がれていくのです。
042-365-9781