サッカー選手の突然死について考える 脈診の2

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リウマチの広場ブログ 11年8月5日発行

こんにちは、ホームページ「手のひら先生のリウマチ相談室」を運営している、手のひら先生こと長谷川和正です。「リウマチの広場ブログ」として、高麗手指鍼治療にまつわるお話をいたします。このほか「手のひら先生の治療日誌」と「手のひら先生のリウマチ相談室ブログ」もありますのでこちらもよろしくお願いたします 。

リウマチの広場/本日のテーマ「サッカー選手の突然死について考える 脈診の2」

元日本代表・松田さん、ユニホーム姿で天国へ ヤフーニュースから http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110804-00000260-sph-socc 松田選手の訃報にサッカー界だけでなく波紋が広がっています。 昨日に続き急性心筋梗塞など医療機器や健康診断では見抜けない危険に対し、東洋医学的な見地から予防に寄与できないかと考えます。 隠れた疾患に対し脈診はどの程度まで迫れるか? 現在の学校制度の中では、この脈診を習得するのは殆ど不可能です。 経絡治療と言われ根本から治す方法が、近代から日本ではひとつの運動として起こりました。 その根幹をなすのが脈診なのです。 ところが脈診は感覚的なものなので、マンツーマンで教えてもらわなければ不可能とされました。 私が通った東洋鍼灸専門学校の文化祭に、当時経絡治療学会会長岡部素明さんが講演にこられました。 そこで「我々の仲間に脈診を明確に分析し、解りやすくしたものがいる」とおっしゃったので「その方の名前を教えてください」と質問しました。 お答えは「教えられない。色々と問題があるからだ」でした。 でも私は確信犯として質問し、その方は故山下詢先生と確信しました。 授業で良くこのようなことを聞きました。 十人の鍼灸師が患者の脈を取りました。全員診断が違いました。 「その理由は人が触った後には脈が変化してしまうのだ。」と自嘲的に言われていました。それだけ脈診は統一されたものではなかったのです。 これを山下先生は分析され「脈診入門」にまとめられたのです。 脈診入門ー六分定位脈診法 http://www.amazon.co.jp/%E8%84%88%E8%A8%BA%E5%85%A5%E9%96%80%E2%80%95%E5%85%AD%E9%83%A8%E5%AE%9A%E4%BD%8D%E8%84%88%E8%A8%BA%E6%B3%95-%E5%B1%B1%E4%B8%8B-%E8%A9%A2/dp/4263240367 3年生になると脈診の授業があるので、この本を何回も紙が擦り切れるほど読みましたが中々理解できませんでした。 ところが縁あって先生の脈診を10人ほどで受講することが出来ました。 先生のセミナーに参加していたことと週1回治療も受けていたため、ダメモトでもと思い思い切って先生にお願いしたところかなえられたのです。 先生も「寺子屋みたいな感じでとてもいいね」と喜んでいました。 そのような経緯があって学生時代に脈診はかなり進歩したのです。 それまでの脈診の書籍は感覚的な表現ばかりで、最初から理解不能なところが多かったのです。 先生はそれを基本である祖脈に分解し、様々に表現される脈状はその応用なのだと喝破されました。 祖脈とは、虚・実・浮・沈・遅・数・滑・しょく を言います。 西洋医学ではせいぜい脈が早いと熱があるぐらいしかみません。 祖脈はその脈に「力があるか無いか、浮いているか沈んでいるか、遅いか早いか、なめらかか渋っているか」です。 脈状はこれの組み合わせです。 心臓が弱っている場合は脈は虚で、フニャフニャと弱って感じられます。同じく浮いているとか、表面では感じられなくなる。脈拍が早い遅いで熱と冷えを診ます。 滑らかな脈かそれとも渋るように感じる脈かそれらを判断するのです。 その指先に感じる感覚で体の状態を診感じ、且つどこに問題がありどの気を調整すればよいかを判断する、それが脈診なのです。 あくまでも感覚ですが、それは機械では知り得ない身体の状態を判断可能にします。 私はその域にははるかに到達していませんが、名人になると今回のようなことは事前に予測できたのでかと思うわけです。 日本には花開いた東洋医学があるんですから、スポーツの分野とりわけ激しいサッカーにもどしどし取り入れて欲しいものです。
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