リウマチ(リュウマチ)のお悩みは「手のひら先生のリウマチ相談室」

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リウマチの広場ブログ 09年02月23日発行

こんにちは、ホームページ「手のひら先生のリウマチ相談室」を運営している、手のひら先生こと長谷川和正です。「リウマチの広場ブログ」として、高麗手指鍼治療にまつわるお話をいたします。このほか「手のひら先生の治療日誌」と「手のひら先生のリウマチ相談室ブログ」もありますのでこちらもよろしくお願いたします 。

本日のテーマ「代替医療の問題点」

鍼灸は現代の医学の中で、どのように位置付けられているのでしょうか?

Complementary(補足)とかAlternative(代替)と表現されることが多いのです。これは西洋医学が正統な医学であると位置つける、西洋哲学礼賛の思想から来るものと考えます。

世界人口56億人のうち、西洋医学を受けている人口は6億人ほどと言われているそうです。

ではどのような医療を世界の人たちは受けているのだろうか。次は廣瀬輝夫(秀明大学医療経営学科主任教授)の分類されたものから、抜粋させていただきます。

3つに分けると、1伝統医学 アーユルベーダ(インド) ユナニ(アラブ) 漢方(中国)

2、民族医学 タラソ療法(フランス) アロマ療法(ギリシャ・ローマ) オーラソーマ(イギリス) 新興医学 ホメオパシー(イギリス・ドイツ・フランス) カイロプラクティック(アメリカ) ナチュロパシー(アメリカ) オステオパシー(ドイツ・アメリカ)

バイオフィードバック(アメリカ) オイルトミー(フランス・アメリカ)

西洋医学はまだ出来てから400年足らず、しかしそのほかの医療は実に何千年も歴史の荒波をくぐってきたものです。これを代替とか補完・補足として扱ってよいのかと言う問題は常に横たわっているのです。

私は上記の中では、漢方薬と鍼灸アーユルベーダは経験しています。そのほか気功治療や日本で考えられた整体やカイロプラクティックに属するものを経験しています。

西洋医学とこの代替医療と分類されている、また差別的に扱っている根拠は、エビデンス・ベイスト・オン・メデイスンとして治療の証拠が出せないと言うことにあると言われています。

一方西洋医学がこれらをすべてクリアーされているかと言われると、40パーセント程度しか出来ていないそうです。

エビデンスの欠陥それを持って、代替医療の地位をすべて引き上げられるかと言うと、経験から言っても無理なことと言えます。

アーユルベーダを受けたことがあります。彼はスリランカで正式に、アーユルベーダ教育を受けています。聞くとスリランカの医学部は600人ほど入学するそうです。上位から希望を聞いて300名は西洋医学、300名はアーユルベーダを選択するそうです。彼はおじいさんがアーユルベーダの医師だったので、こちらを選択したそうです。

4年後に卒業する時は、卒業生は3名ほどになっていたそうです。覚えることが多いことと、治療が余りにハードなため耐えられなくなって辞めてしまうそうです。

確かに理論は難しそうですし、ハーブオイルを自ら調合する過程も大変な労力を使いそうです。また彼は日本で行なっているので、風土に合った調整を行っているので、この治療を生かせているのだとも言っていました。

ところが私がアーユルベーダ療法を受けたいと思って、サイトを探していたところ見つけました。日本では最初にこれを研究始めたようなところでした。しかしアーユルベーダが効かなければ鍼を刺すなどと言っているので、行かなかったのです。

案の定スリランカの彼のところで施術を受けると、彼が言うには「集まりに参加して言いました。先生ゴマ油を塗るだけではアーユルベーダではないですよ」と言ったのですが、聞き入れなかったそうです。

そうかと合点が行きました。どうしてもこれを体験したかったのですが、年末でもありどこも休暇に入ってしまっていました。そこでアーユルベーダを謳って週刊誌広告を載せているところに行ってみました。

行ってみるとそこは風俗のお店でした。でも女の子が言うには「上記の先生が行なっている指導に従ってオイルを調合しています」でもそれあとで考えると、ゴマ油でした。そこに参加すると会費を取られるそうです。仮に1000人会員がいて、年会費1万円取っても一千万円です。それでゴマ油はないでしょう。

このような体験からも言えるのですが、代替医療の中にはそれを謳っていても、中身が全く伴わないことが多いのです。

よく中国では優秀な医師だったが、日本に来て鍼灸師を行なっている。中国では大学をでて優秀な鍼灸師だった。それが日本に来て鍼灸師をしているのだから優秀だ。と言う連想をさせるような広告があります。日本人は鍼の本場中国、中国人鍼灸師は皆達人と言うイメージを持ってしまいます。

でも柔道の本場日本、日本人はすべて柔道の達人と言う連想は我々にはないですね。しかし、上記のような場合は判断する力、それが働かないのです。

中国では鍼灸師は病院で西洋医師と同等に扱われているのです。もし特殊な技術、例えば脳溢血後遺症に効果的な特殊な鍼を持っていれば、彼は超ビップ待遇の高級国家公務員であるはずです。その彼が日本にいるはずはありません。

いまこの代替医療の問題に横たわるもののひとつに、信頼できる基準がないことにあるのです。

それがクリアーされれば、エビデンスの問題はおいて、あとは患者側のニーズに耐えるものが、次世代に残っていくはずと考えるのです。

042-365-9781