リウマチ(リュウマチ)のお悩みは「手のひら先生のリウマチ相談室」

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リウマチの広場ブログ 09年02月16日発行

こんにちは、ホームページ「手のひら先生のリウマチ相談室」を運営している、手のひら先生こと長谷川和正です。「リウマチの広場ブログ」として、高麗手指鍼治療にまつわるお話をいたします。このほか「手のひら先生の治療日誌」と「手のひら先生のリウマチ相談室ブログ」もありますのでこちらもよろしくお願いたします 。

本日のテーマ「鍼灸学校入学の意味」

鍼灸学校とはどのようなところでしょうか?鍼灸師になるにはどのようにすればよいのでしょうか?簡単になれますか?

時々ですがお問い合わせがあります。また直接患者として見えられて「鍼灸学校に行きたい」とおっしゃる方がいます。もう7年ぐらい前からですが、私はその頃でも「入学を決めてしまったのならしょうがないが、まだでしたら良く検討したほうが良いですよ」こうお答えしていました。

でもネット上ではまだ鍼灸師になったらどうなる、学校を選ぶならこのようにする、そのようなガイドだけでした。まだばら色のような文字が躍っていました。

それが鍼灸専門の専科をかかえる学校が、規制緩和で爆発的に増えました。その卒業生が社会に出た時、全く役に立たない知識と技術をかかえているのに気が付くのです。いやもっと前の学生時代に気が付いているかも知れません。

入学も易しい、資格取得は原則として落とすものではない、しかし現実を見てその技術は社会でのニーズにあっているか否か? それは否としかいえません。鍼技術を使って1時間内に、患者の症状をいかばかりでも変化させ帰す、その技術は学生時代には習得不可能なのです。リウマチ治療など、夢のまた夢の段階です。

ほとんどの生徒は、他の専門学校進学と同じように考えてくるのではないでしょうか。資格を取ってばら色の人生を描くかも知れません。

夜間部は昼間働く所謂勤労学生になります。私もそうでしたが、昼間の若い学生よりは目的意識が明確です。しかし鍼灸師の真の姿を知って入学するわけではないので、入学し様々な情報を取得して卒業後の困難を知って愕然とするのです。

しかし何はともあれ、あんま・マッサージ・指圧師の資格を取れば、もし年令が高くて就職は無理でも、アルバイトで食いつなぎ、其の内鍼を学ぶ機会の可能性は残せるのですが、それも今の鍼専科学生は出来ないのです。

しかしこの厳しさは今に始まったことではなく、昔からあったことなのです。30人のクラスで開業は1人と言うのが、私の通った東洋鍼灸専門学校で言われていたことです。この学校は昭和の半ばまで、時代の最先端を行く学校だったので、このような評判を得ていたのです。

今は教室が2から3倍ほどになっているらしいので、開業までの厳しさは当時の比ではないでしょう。大体1年を経過すると、夢と現実が見分けられ2から3人は元の職業に帰るのです。2年生の終了時点では3分の1は諦めの気持ちを持っていたでしょう。3年終了時は3分の2が資格だけを取って終わりになります。

私のクラスでは10人ほどは開業したとのうわさがありましたが、其の内の2名は優秀な生徒で実力もありましたが、事情があって一年以内に休業に追い込まれました。開業仕立てでインフルエンザの流行に巻き込まれて、順調に伸びていた患者が一気にゼロになってしまったのです。

また地域の特性もあり、関東は関西に比べ鍼がきらわれる傾向にあります。東洋医学、漢方医学が生活に根付いていないのです。関西以南はその抵抗が少ないのです。

ですからそのような環境の中で、それも鍼だけで生活していくには、相当の技術と経験が必要といえます。

その技術習得も本では出来ません。基本的に教えていただくという、職人や伝統芸能の世界と同じなのです。その道に進むのは大変な困難があります。

伝をたどるという「雲をつかむような段階が」そびえているのです。その前に自分にとってどの方が自分の師としてふさわしいのか、教えてもらいたいのかと言う、大きな課題が横たわるのです。

セミナー制度がありますが、職人の世界、感覚の世界では、昔ながらの先生と弟子の関係を築いていかないと、目指すところには行かないのが現実になります。

どの世界も厳しいのです。楽な世界はありません。

042-365-9781