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手のひら先生スタイルの全身性エリトマトーデス治療(SLE)
ここでは独自の研究で進化させた韓国の鍼「高麗手指鍼」を、手のひら先生スタイルとしてその効果をご紹介いたします。
独自の理論と技術はトップページに展開していますので、詳細を知りたい方はそちらもご覧ください。
免疫調整理論と免疫調整技術は完成しました。
その効果は膠原病の全てで効果を出しております。
クローン病 多発性硬化症 リウマチ シェーグレン症候群 等々で簡単かつ即効性有る免疫の調整ができるように成っています。
これは人間進化とともに備わってきた原始免疫 獲得免疫すステムを理解し、進化とともにきたそれらを調整するツボ理論と技術が完成したからです。
勿論炎症に対する鍼理論は韓国ではすでに500年前に完成していることなどもあり、高麗手指鍼の出現とともにその治療法は開花しました。
そこから手のひら先生スタイルは二千年以上続く鍼灸をさらに高みに導くべく、理論技術を完成させてきました。
下の手のひら先生スタイルに紹介してます器具機器によって、免疫に関する疾患は克服できるに至りました。
ということで治療完成度をSランクといたしました。
治療完成度 S
全身性エリトマトーデスの症状
自己免疫疾患に属するので、症状は全身に及びます。
特に皮膚症状に現れる蝶々の羽の形をした、蝶形(型)紅斑が知られています。
- 発生学から見ると外胚葉、すなわち皮膚や腸粘膜に炎症から来る障害が起きます。発疹や潰瘍赤く腫れるのが顕著です。
- 膠原病なので関節リウマチと似た腫れが起きますが、骨破壊は少ないようです。
- 臓器も侵されます。心臓肺では炎症によって起こるものです。
- 腎臓疾患は重篤になると人工透析になります。
- 造血作用の障害から来る脳神経に関する諸症状も見られるようになります。
以上のように自己免疫疾患は全身に影響が出る疾患です。
自己免疫疾患は西洋医学でも難病に属する疾患が多く、完治させる治療法はありません。
そこで現在の治療は、炎症を抑えるステロイドホルモン治療や、免疫を抑える作用のある、抗免疫抑制剤や近年開発されている免疫抑制剤が主流になっているようです。
全身性エリトマトーデス」の原因
本来は自分を守るはずの免疫作用が、原因不明の作用によって自己までも攻撃する反応を、自己免疫疾患と呼びます。
現代は様々な環境要因なども有るため、ウィルス 紫外線 薬剤 などが疑われていますが、いずれも推測の域を抜けません。
免疫には人間が最初から持っていた原始免疫と進化して備えた獲得免疫があります。
原始免疫を特定されたのは、元新潟大学安保徹教授でした。
元新潟大学大学院医学部教授安保徹著 三和書籍刊
自己免疫疾患の原因に、長時間労働を上げられていることに、たとは違う視点が有るように思えます。
西洋医学ではなぜ完治が出来ないのか
西洋医学は近年目覚ましい発展を見せています。
遺伝子治療や再生治療と呼ばれる方法は、夢のような治療法になっています。
しかしこと病気治療に限って言えば、まだまだ発展途上に有るのです。
その一つが免疫の調整分野になります。
自己免疫疾患や免疫異常と呼ばれる病気を、完治させる薬が開発されているかと言えば、まだまだ免疫メカニズムの解明のようには行っていません。
そこで免疫異常に伴う諸症状を抑える、炎症に対してはステロイド剤、免疫以上に対しては抗免疫抑制剤 などの開発はされています。
東洋医学ではなぜ完治が出来ないのか
漢方薬は紀元五百年ごろからの歴史が有るものです。
免疫の概念は有ったもののいまのように分類されていたわけではありません。
痺証(気血が詰まっている)という病気概念に、取り扱われています。
完治させたというような報告はないようなので、寛解を目指す治療になっているようです。
伝統的鍼灸ではなぜ完治が出来ないか
二千年前に原典が書かれ、近年までその解釈と忠実に治療法の再現を行ってきた、鍼灸治療では免疫疾患に効果は上げられません。
関節リウマチにはお灸が効果ありと、先達の治療例には記載されています。
現代的な検査が開発されていない時代なので、日常生活に支障が起きない程度の、寛解までは治療成果が有ったと思います。
しかし鍼治療のみで関節リウマチに効果有りと、多くの症例がない以上完治は出来ないでしょう。
理論として完成できなかった日本鍼灸では、炎症に対しての処方もありません。
西洋医学の補助的な処方になってしまいます。
手のひら先生スタイルの全身性エリトマトーゼス治療効果
韓国生まれの高麗手指鍼は、五百年前に舎岩というお坊さん(昔医療はお坊さんが担っていました)が、鍼で調整できる全ての症状を調整する方法を、理論化していました。これを舎岩五行鍼と呼びます。
これは日本も中国でも完成できなかった理論です。
例えば炎症も経絡別に診断して、炎症処方が出来るようになっています。
手のひらの中には詳細な脳神経のツボもあり、これについては現在手のひら先生スタイルのみが、治療可能になっています。
免疫の調整も原始免疫 獲得免疫調整点は2箇所 計3箇所を診断しています。ISS ワン ツー スリー と名付けて調整を行っています。
最近の免疫システムの調整は、「関節リウマチ」で書いてありますように、上記の3つに加えテロメアを増加させてリンパ球を作り出す、造血幹細胞の分裂時の正常化を図っています。
診断しそこがどのようになっているか、元気をなくしているのか活発になってエネルギーが溢れているのか、これがどの程度なのかを計測し、補瀉の処方を行います。
ツボの状態がどのようになっているか、鍼を何本させば度の向きに挿せば良いのか、これを検査できる器具MGOTと名付けたものも、発明いたしました。
このことで手のひら先生スタイルの高麗手指鍼のみが、免疫の調整が可能になっているのです。
脳神経症状が出ている場合は、先程述べた脳神経のツボ10箇所ほどがありますので、そこを診断して治療します。
これはパーキンソン病などでは効果が出ていますので、自信もあり効果もでて実績のあるものです。
あとは通常の気の調整を行い、血流改善と基本の回復力を取り戻すための処方を行います。
個々の臓器の刺激は簡単にできるものです。
韓国高麗手指鍼会長 柳泰佑師が発見した手のひらと全身の関係図になります。
気の診断に使う道具です。
独自に開発したツボ診断器具です。どこにどの程度刺激をすればよいか、簡単に計測できる器具になります。
ニードルキーパーと名付けた器具で全身の気を整えます。
免疫のツボに使い目覚ましい効果を上げています。上記の器具を使って3箇所有る免疫を上げるには、どこにどのくらいの刺激をすればよいかを診断しレーザー照射を行います。
以上が手のひら先生スタイル高麗手指鍼の全身性エリトマトーゼス治療になります。
手のひらと脳 更に脳と免役の関係は、カナダの生理学者 ペンフィールドのホムンクルス、脳と免役の関係は「神経免疫学革命」を参考ししてください。
治療費
初診料 | 3,000円 |
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個人専用鍼代 | 2,100円(治療10回毎にお支払いただきます) |
治療費 | 7,000円 |
ニードルキーパー使用料 | 30,000円(初回のみのお支払です) 難病の治療に使用します。 |
「全身性エリトマトーデス」の治療・実績
症例 1 MA
全身性エリトマトーデスと診断されました。数値的に安定したので、医者からは職場復帰の許可は出ていますが、疲れやすくとてもそのような状態にはありません。外見からは特に顔が紅潮しているのが分かります。耳なまで赤みが差しています。
06/05/24初診 高麗手指鍼のほかに、PN療法(耳鍼)を加えます。
06/05/29 前回の治療後痛みが出たが、すぐ引いたそうです。
06/06/14 第4回目 CRPが0になり、医者が不思議がっていたそうです。抗核抗体は160あります。今日は顔全体の赤みが取れてきて、特に耳の赤みが顕著です。体調も良いそうです。
06/07/12 第7回目。抗核抗体価が、半分の80に下がりました。かなり早い回復です。
06/08/02 第8回目。前回の治療後発熱し入院していました。肉体的に負荷が掛かることが重なったため、腸炎を起したようです。入院しているうちに、今まであった痛みが消えて鎮痛剤の服用をしなくて済むようになったそうです。
06/08/09 体温が高めで、37度前後あります。治療後は顔の赤みもスーッと無くなります。
06/09/13 股関節や指関節などに痛みが出ています。また鼻にアレルギー反応が強く出て、くしゃみが止まりません。
症例 2 40歳代
10年ほど前にSLEと診断されました。4年後にステロイドを日に20ミリ投与で陰性になっています。首 肩 親指 趾 腰の痛みがあります。
18/07/31フェーズ I II IIIの免疫度はやはりゼロに近くなっています。
18/08/02免疫度は順調に改善しています。
18/11/21間隔が開きましたが第12回目の治療です。今回は免役システムをニードルキーパーで、強力に調整することより炎症を起こしている小腸の熱を取ることにいたしました。治療中に眠気を催し少々寝たそうです。術後に熱があるか計測すると、完全ではないですが減リました。