リウマチ(リュウマチ)のお悩みは「手のひら先生のリウマチ相談室」

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「めまい」の原因・病状・説明

「めまい」この厄介な症状は、まだ完全にその原因を解明されていません。特に有名なメニエル病であるが、これは三半器官の障害です。また手術で治癒というのが、西洋医学的処置です。最近の脳研究では、平衡感覚は三半器官だけでなく小脳なども関係している。と解明が進んでいます。

治療に関して問題は、重篤で緊急を要するめまいを、いかに鑑別するかです。これは東洋医学より、緊急を要するまた重篤な疾患は、外科的手術の方がより患者に適切であるからです。全体から見れば、これらの判定を要する「めまい」より原因不明のものの方が多いはずでしょう。原因が不明と言っても、疑われている最大のものは、椎骨脳底動脈の循環不全です。西洋医学成書でもこの研究がなされています。私が日々臨床で出合う「めまい」患者を診ると、手かざし診断で頭部の循環不全を推測できます。また高麗手指鍼は抜鍼時に、体に対応する部分の出血を見ることが多いようです。ほとんどの患者は頭部に対応する、第3指先端から出血を見ます。その色も黒ずむことが多く、循環不全を示します。治療を重ね症状の改善を見る頃は、この色も鮮紅色を呈しかつ出血自体も少なくなってきます。

めまいはその引き起こす原因が複雑で、結果として椎骨脳底動脈の循環障害をもたらすのでしょう。したがってめまいの処置を特にしなくても、症状は消えてしまうことが多いのです。基礎に免疫不全があり、低血圧虚弱体質を伴うめまい。ストレスが重なりそれがとれて来て治療中断した後に、坐骨神経痛を発症した例などあります。これなどは後から見れば、中国医学で言う「腎」の衰えがあり、腎機能の衰えすなわち骨の疾患ひいては坐骨神経痛とつながって、発症したのでしょう。腎機能は血圧調整とつながり、神経調節機能と関係します。そう東洋医学からは考えられるのです。

治療費

初診料 3,000円
個人専用鍼代 2,100円(治療10回毎にお支払いただきます)
治療費 7,000円

「めまい」の治療・実績

症例 1 70歳代 のめまい治療例 日常は特に支障はありません。お茶の稽古中に、体を反転するとめまいが起きます。全体の立ち姿を見ると、背中がかなり丸くなっています。子供をかばって倒れたときに背中を打って、手当てもしなかったのでそれ以来こうなったそうです。顔や全体から受ける感じはそうでもないが、ややおとなしめな話し方などはこの影響もありそうです。「肺は気迫をつかさどる」、こう言われている。現在7回の治療が行われましたが、その中心となる経絡は肺と腎です。呼吸と水分代謝と血圧に関連するものです。平衡感覚の三半規管から来るものであれば、相当頻繁に症状が出ると思われますが、1つ限りの動作が影響するのは、おそらくそれによってもたらされる血圧の変化をもたらす、循環障害が大きいと推測いたします。
症例 2 60歳代 免疫機構が弱っています。初診時は、腰痛、手足に浮腫み、便秘、不眠、めまい、胃のもたれ、様々な症状を抱えていました。体内の細菌、特に扁桃にいる溶連菌などが強くなると、ぎっくり腰を起こし、2ヶ月は寝こみます。これらの病気を克服してくると、最後に残ったのが「めまい」です。子宮筋腫の手術や、腎臓系統の弱さや骨格筋の衰え弱さなど様々な要素と、体内細菌に対する抵抗力の衰え、それら複雑に絡み合った要素からめまいが起きます。4年前からの患者さんですが、ここ2年ほどは、めまいが起きた時だけ治療するほどに回復しています。 02/10/23この方の耳石は時々正確な位置に収まらないことがあります。その修正方法を教えてくれる病院があるそうです。一時はその方法で治まったのですが、その後も眩暈を伴う体調不良が起きます。本日は骨格を矯正する鍼を取り入れて見ました。 02/11/15 海外旅行に行く前に眩暈が起こり、今日まで3日連続の治療を行いました。眩暈自体は前回で納まりました。結局この方の眩暈は、からだ全体からくるものだと言う結論なのです。耳石の移動状況などは、体の異常を知らせる一端でしかないということでしょう。
症例 3 40歳台 本来この症例は頚椎症に分類するところでしょうが、初診時に眩暈がする、病院では原因不明であるとこられたので、この項で紹介するものです。私の診断は、頚椎打撲による影響から来る、一過性の脳虚血が断続して起こることから来る、眩暈です。治療は簡単です。 03/06/25 慣れないアイススケートをして転倒、頭を強く打った後船酔いに似た眩暈が始まりました。MRI等による検査を重ねるも原因は分からず、仕事にも支障が生じていました。 アプライドキネシオロジーテストで計測すると、血流障害は300ナノグラムとトロンボキサンは通常の方の300倍悪いと言う数値でした。 03/06/27治療後75に減少しました。 03/06/28 午前中は眩暈が気にならなかった。午後は頸が強張りました。午前中調子が良かったので、久し振りに張り切った結果でした。数値は30になりました。 03/07/01数値は10とあと一息です。03/07/08 1週間間隔が空き、めまいの状態は残っています。治療後は眩暈感はなくなりました。数値は1です。 めまいの症状自体はかなりの患者に見られる症状です。しかし以前から見られて症状が固まったもの以外、MRIという効果的な機器もあり、まず神経および内科的診断が優先します。しかしそれで原因がわからないものについては、鍼が効果的と考えます。筋肉弛緩剤や意識障害改善剤・精神安定剤を処方すると聞くと、ぞっとします。肩こりは東洋医学では単なる筋肉の硬直とは見なしません。うつの症状も私の場合は、単に気の乱れから来る物とみなすの で、精神安定剤と言う一時は良くても、常用して益のない薬はやめるべきです。 [最近の治療から] ①耳の周辺をFTと言う診断方法(気の滞りを調べる方法)で検査しても、異常がみあたらないのに「めまい」を訴える患者さんがいます。これらはおそらく、一過性の脳虚血として片付けられてしまうのでしょう。最近は椎骨脳低動脈に注目し、これを調整する方法を取っています。かなり成果は良いようです。年齢と伴に、背骨の間隔がつまり、ある方は坐骨神経痛、ある方は頚椎症やこのような症状を呈すると考えられます。 ②上記の患者さんを診ていると、扁桃に住む病原菌が原因で首や肩がこり、それがめまいを引き起こすことがわかります。僧帽筋を固くするので、血行障害が起こっているのだと推測します。 参考文献 椎骨脳底動脈循環障害におけるめまいの病態整理 松永 喬 編著 診断と治療社 メマイ診療の鍵 中井 義明 鈴木 淳一 編 篠原出版
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