週刊文春「糖尿病2000万人の真実」を読んで その3

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手のひら先生のリウマチ相談室ブログ 11年8月1日発行

こんにちは、ホームページ「手のひら先生のリウマチ相談室」を運営している、手のひら先生こと長谷川和正です。「手のひら先生のリウマチ相談室ブログ」として、高麗手指鍼治療にまつわるお話をいたします。このほか「手のひら先生の治療日誌」と「リウマチの広場(by 手のひら先生)」もありますのでこちらもよろしくお願いたします 。このブログでは日々鍼灸師として、学び考えた事をテーマにしていきます。

本日のテーマ「週刊文春「糖尿病2000万人の真実」を読んで その3 」

仏、投与控えるよう呼びかけ 武田薬品の糖尿病治療薬 朝日新聞社より http://www.asahi.com/business/update/0610/TKY201106100128.html 糖尿病の薬だと思っていても、がん発症の危険性があってはたまらない。 今週8月4日号文春の特集は衝撃です。 http://www.bunshun.co.jp/mag/shukanbunshun/ タイトルは「人工透析で荒稼ぎ 移植を勧めない”日本の病院”」です。 糖尿病は進行すると「糖尿病性網膜症から失明に」「壊疽で足の切断」「腎不全」の三大合併症を発症します。 人工透析の平均余命は6年、移植は10年になるそうです。 その5年生着率は75パーセント、5年生存率は90パーセント超えている。(臓器ネットによる) 私が鍼灸学校に通っている頃、いつも駅まで走って帰る同僚がいました。 彼は人工透析を行なっていました。手首の動静脈をつなげるシャント手術をしていました。 彼に聞きました。「どうして腎臓移植手術をしないの?」彼は答えて「生存率どのくらいか知っています?50パーセントですよ。僕はまだ若いので死にたくないです」と言いました。 それが今では免疫拒否反応も抑えられて、生存率も90パーセントになっているそうなのです。 名古屋第2赤十字病院の副院長兼移植外科部長、打田和治医師はこう指摘する。「医療技術が進歩して、血液型の異なる腎移植ができるようになり、親子・兄弟に加え、夫婦間でも移植可能になった。当病院の昨年の内訳を見ると、血液型の異なる移植が29パーセント、夫婦間が43パーセント、60歳以上も27パーセントいます。・・それでも腎移植が進まないのは、医療体制問題でしょう。」 九州大学大学院医学研究院の臨床・腫瘍外科、北田秀久医師は「移植する患者に、移植を希望した理由を聞いた理由を聞いていますが、八割以上の患者は、病院で透析導入と診断された時、移植については何も知らされず、多くが透析クリニックへ送られます。」 糖尿病専門医が明かすことにには「医療機関側が患者へ積極的に情報提供しない理由のひとつは、「透析利権」にある。医療機関から見れば、透析患者は死ぬまで透析を続けるため、確実な収入源です。一昔前は保険点数が今よりも高く、「患者一人でベンツ1台買えるとまで言われていました。透析にかかわる医療機関側は、ドル箱である患者に移植を進めたくないのです。」 近年透析施設は過当競争になるほど増えているそうです。 大学病院などでは設備・コストの関係で透析施設を備えていないところが多く、患者はこれらのところは紹介されて通うようになるのです。 何年か前に文春で取り上げられたことがありますが、病院からこれらの施設に紹介すると当時3万円ほどもらえたそうです。そのほかも。 この号では透析に係る医療費が1兆四千億円に上ることを上げています。 さらに透析と移植の平均余命を使って、医療費の総計算をしています。 60才から透析を始めた場合、6年で医療費は2千800万円掛かります。移植の場合は10年で医療費は2千万円掛かる。 苦痛もなく患者にとって楽な方法が、医療費をとってもまた寿命を取り上げても良いことが解る。 しかしそのことが医療業界の中で隠され、問題が埋没されているというのだ。 この記事が広く知られるようになり、国会などで取り上げられるようになれば、徐々に解消されるようになるはずです。 医療が国民に福祉に寄与せず、医療従事者の経済問題になるようでは、もはや国民の信頼も尊敬も失うことになる。 「抗癌剤か効かない」で知られている慶応大学講師近藤誠医師が、「健康診断で肺がんの検査は意味がない。早期発見しても助からないので、欧米では検査はしない」と発言したので、成人病検査のなかから外され医療費が軽減されたことが有りました。 欧米でも医療利権の問題は存在するようですが、この腎移植に関しては日本では酷い状況であるのが理解できました。 それにしても糖尿病というのは古代中国でも早くから認識され、一年中起こる可能性があり全身に渡る厄介な病気の一つですね。
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