リウマチ(リュウマチ)のお悩みは「手のひら先生のリウマチ相談室」

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手のひら先生のリウマチ相談室ブログ 11年6月7日発行

こんにちは、ホームページ「手のひら先生のリウマチ相談室」を運営している、手のひら先生こと長谷川和正です。「手のひら先生のリウマチ相談室ブログ」として、高麗手指鍼治療にまつわるお話をいたします。このほか「手のひら先生の治療日誌」と「リウマチの広場(by 手のひら先生)」もありますのでこちらもよろしくお願いたします 。このブログでは日々鍼灸師として、学び考えた事をテーマにしていきます。

本日のテーマ「学歴なくても月収30万円 その5 」

あくせく勉強して働いて、それでもリストラに怯えるサラリーマン諸君、寅さんならこんなセリフを言うかもしれません。 資格をと社会保険労務士をやっとの思いで取得しても、ほとんどお客の獲得はできません。 歯科医師でさえ夜逃げや廃業してると聞きます。 子供の頃寿司屋は潰れないと聞きましたが、いまや宅配すしや回転すしに押され、我が家の周りでもこの30年で3軒は廃業です。 このような時代に学歴無用で月収30万円の職業があったら、誰でも飛びつくでしょう。 以前このように書いたらやはり興味があるのか、時々読まれる方がいるようです。 自分で名人と言うだけあって大和屋のオヤジのところには、関東一円の彫刻刀の研ぎ以来がひっきりなしに来るようです。 息子も最近はかなり上達したようで、その後のクレームはないようです。 研ぎの教室を開設したらと勧めるのですが、職人というのは何かとケチ臭いもので、いざとなると金を貰っても教えたくないようです。 ちなみにネットで探したら、既に研ぎの教室は存在していました。 あとは営業のノウハウ次第で、この仕事の成否は決まるかもしれません。 最近は調理師でも包丁の研ぎを依頼するようですし、この仕事の未来は明るいかとも思いますが。 一方床屋は既に替刃式のカミソリになっているので、もし包丁もそのようになったらと息子は心配をしているようです。 数年前韓国手指鍼学会を訪れたとき、韓国は既に日本食ブームでした。 居酒屋風の店に行くと刺身が出てきました。鉈で切ったような切り口で、刺身の美味さが感じられません。 和食の味の決め手に包丁の切り口が上げられているのは、さもありなんとこのとき実感したのです。 今は手に指す鍼なのでほとんどしないのですが、体にさす鍼を学んでいたときは研ぎを極めようと思いました。 昭和初期辺りはそれほど感染症のことが騒がれなかったので、今のような使い捨て鍼はありませんでした。 名はり師になると、一本一本心を込めて作りました。鍼先を最後に研いで付けると、自分の舌に刺して出来を確かめたそうです。 私も研いで見たのですが、結局鍼を研ぐことは諦めました。 鍼先を研ぐ難しさもあるのですが、やはり感染症のことを考えると、努力が水の泡になってしまうからです。 しかし鍼灸師の醍醐味はステンレス鍼にあるのではなく、金や銀の鍼を使いこなすことにあるのではないかと、密かには思っていますが。 研ぎというのは奥深く、下は私のような素人研師から上は刀剣の研師までいます。 大和屋のオヤジに聞いた話ですが、有名な包丁問屋が全て研ぎに出す、そういう名人もいらっしゃるとのことです。 息子さんが最近教えを乞いに訪ねたそうですが、相手のレベルに応じて指導するそうです。ただし言葉は基本を抑えた上の、感覚的なものらしいです。 ま!名人とはそんなレベルかもしれません。 さて名人とは言えないまでも、なるべく速成の名人に近づく方法見つけました。 砥石です。 砥石も数千円から上は億の値が付くものまであります。 いま左手に力が弱くなっているので、思い切って「シャプトン」の砥石3枚組を購入しました。今風に言えばハイブリッド砥石とでも言いましょうか。2万円です。ちょっと高い! まだ2回しか研いだことがないのですが、研ぎ上がりは素晴らしいです。 研ぎの極意は膝と腰の使い方にあるのですが、そんなもの糞くらえとでも言えるごとく、あっという間に仕上がってしまいます。 光にかざし仕上がりを目で確認し、人差し指と親指を滑らせて刃先の具合を感じる時は、精密機械を仕上げる職人のような気分になります。 最後は新聞紙を一枚一枚切って、刃先全体が滑らかに仕上がっているか確認します。 むかしお祭りに出ていた、インチキガマの油売りを思い出します。 最初は日本刀で紙を切っていきます。「さあお立会い、聞けば玉散る氷の刃、さあお立会い、1枚が2枚、2枚が4枚・・・」 そして腕を切って血を出してそこに油を塗って止血する、あの蝦蟇の油売りです。 切れの良い包丁を使うと、調理することが楽しくなります。 道具の進化で名人の域までより近くなった気をさせてくれます。 しかし最終的には感覚が勝負の世界なので、月30万の収入を得るためにはどこかで師匠を探し、その感覚を盗むことが必要になると思います。 ある面、鍼灸師の世界と同じだな。
042-365-9781