リウマチ(リュウマチ)のお悩みは「手のひら先生のリウマチ相談室」

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手のひら先生のリウマチ相談室ブログ 11年01月20日発行

こんにちは、ホームページ「手のひら先生のリウマチ相談室」を運営している、手のひら先生こと長谷川和正です。「手のひら先生のリウマチ相談室ブログ」として、高麗手指鍼治療にまつわるお話をいたします。このほか「手のひら先生の治療日誌」と「リウマチの広場(by 手のひら先生)」もありますのでこちらもよろしくお願いたします 。

本日のテーマ「 近藤誠医師の「がん論文」で思うこと その4 」

週刊文春1月20日号でお二人の医師が、近藤論文に反論を載せています。 週刊文春バックナンバー http://www.bunshun.co.jp/mag/shukanbunshun/backnumber.htm 国立がん研究センター中央病院・レジデント有志グループが、10の問題点について検証をし、正否を○×に分けた上コメントも載せています。 ○で一致したのは1件です。これは「ランセット」に胃がんの抗がん剤クレスチンが生存率を上げると言う論文は、誤りである指摘をしてこの論文は消えたと言うところです。 △のしるしが3点あります。進行性肺がんへの効果について、新規抗がん剤の臨床効果を過去とのデータで比較し判断すること、臨床データに係わる医師と製薬会社との関係について、この3点が半分の意見の一致を見ています。 私たちはがんの専門家ではないので、一番知りたいことは何かと言うと、抗がん剤でがんは治るのかと言うことです。 ここでは「延命効果があるのかないのか」と言うのが、最も関心のあるところではないでしょうか。 では抗がん剤を最先端で使用している医師は、抗がん剤の意味をどのように考えているかを拾ってみます。 「もちろんこれらの薬を使っても延命できない患者さんがいるのは事実です。ただし抗がん剤の効果は、寿命が延びているかどうかだけで判断することはできません。」 すなわち手術後の様々な症状を抑えて、日常生活の質を高める働きもあると言う意味です。 「統計的に見ると、抗がん剤の延命効果は、ものによっては数カ月です。…その程度の延命のために副作用で苦しい思いをするならば、治療をしないという選択をする患者さんがいても不思議はありません。」 「副作用は、抗がん剤の大きな問題です。・・副作用が重く出る患者さんもいるし全く出ない人もいます。…副作用を抑える薬もあります。・・・抗がん剤が効くどころか反って命を縮めてしまったとしか思えない患者さんもいます。」 「抗がん剤を投与する医師は、専門知識を備えたプロでなければならず、また医師も患者も「薬が合わなようなら、いつでも抗がん剤治療を止める」選択をする勇気を持っていなければならないのです。」 「ただし、これは抗がん内の自体の問題ではなく、日本のがん医療体制の問題す。米国では抗がん剤の専門家である「腫瘍内科医」以外は、基本的に抗がん剤を投与しません。」 ここまでの記事を読んでみると、今までにはないような真摯な議論が交わされていたのが理解できます。 週刊誌などでこれほど「がん」や「抗がん剤」について、最前線の医師の考えていることが語られたのに触れたのは、私は初めてのことのように思っています。 最後に「我々臨床医は、・・・正しい情報を伝えることは、患者さんの命を救うことにもなると思います。ここ数十年で、抗がん剤治療は大きく進歩しました。今後の研究のによって、さらにいい薬が開発される可能性もあります。・・・」 私なりにここまで読みとった、有益な事をまとめてみます。 1、がんによって抗がん剤は延命効果のあるものもある。が多くは延命効果は望めない。 2、抗がん剤は手術後のQOL向上をもたらすことがあるので、患者と薬のマッチングを考えながら使用すれば有用である。 3、アメリカでは抗がん剤は「腫瘍内科医」と言うがん専門医しか。抗がん剤は使わない。日本ではそうではない。 4、がん治療専門医は効果的な新薬を待っている。 がんは難病です。死亡者も多く国民病ですが、まだその出口は見えない。 このようなことを思い出しました。 女優の叶和貴子さんがテレビで「リウマチ」を患っていたことをカミングアウトしました。 その中で番組後半に免疫病の権威の医師が「新薬がどんどん出てきていますから、リウマチはなおります。」と質問に答えました。 すると関西のリウマチ科開業医の方が「先生、私も毎年のように新薬が出る、新薬が出ると言うのでいつも心待ちにしていました。発売されると早速使うのですがいつも裏切られて来ました。」 今その医師は叶和貴子さんの主治医のようですが、難病であるリウマチを最前線で見ている医師はそのようなジレンマに苛まれているのでしょう。 リウマチは今生物製剤が特効薬のように使われ、副作用で使えない患者もいるようですが、対症療法としては目覚ましい効果を出しているようです。 しかし完治させるものではなく、免疫がほとんど抑えられることから、先々様々な感染症に対しどうなるかと懸念しています。 昨日演出家の和田弁さんが、食道がんで亡くなられました。ご冥福お祈りいたします。NHK退職後のバラエティでは大変楽しませていただきました。 さよならガハハおじさん 和田勉さん死去…80歳 「Yahooニュース」から http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110119-00000003-sph-ent 約3年前にがん宣告されたのにも係わらず、手術も抗がん剤治療も拒否されていたそうです。このような生き方もまたあるのですね。
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