リウマチ(リュウマチ)のお悩みは「手のひら先生のリウマチ相談室」

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手のひら先生のリウマチ相談室ブログ 11年01月19日発行

こんにちは、ホームページ「手のひら先生のリウマチ相談室」を運営している、手のひら先生こと長谷川和正です。「手のひら先生のリウマチ相談室ブログ」として、高麗手指鍼治療にまつわるお話をいたします。このほか「手のひら先生の治療日誌」と「リウマチの広場(by 手のひら先生)」もありますのでこちらもよろしくお願いたします 。

本日のテーマ「 近藤誠医師の「がん論文」で思うこと その3 」

文芸春秋1月号の中で驚かされたのはここです。 文芸春秋 http://www.bunshun.co.jp/ 「圧倒的多数の臨床医は、内科診療や外科診療の片手間に抗がん剤治療をしているので、教科書すら読まずに抗がん剤治療をする者が大勢います。・・・製薬会社が配る抗がん剤のパンフレットに「抗がん剤が標準治療」等と書いておきさえすれば、一般臨床医は信じこんでいしまうのです。」 アメリカでは抗がん剤を処方するのは、専門の医師がいると言うのにも驚かされました。 医師不足や医療制度の様々な差があるのにも目が開かされる思いです。 「がん」と言う国民病に対し専門家が少ないのは、あらゆるところでこの日本の体制が不備だと思い知ることにもなりました。 さて文芸春秋新年号の中で驚くべきは、「抗がん剤に延命効果はない」と近藤医師が書かれていることです。 分子標的薬と言うがんだけを標的にし、他の正常細胞には影響が無い治療法は、近年我々はがんの特効薬として注目してきたはずです。 近藤医師は「血液がん」と「固形がん」に分け説明しています。前者は骨髄性白血病など、後者は肺がん、大腸がん、乳がんなどです。 この分子標的薬は慢性骨髄性白血病は、ほとんどの患者に延命効果があるはずだそうです。引換え後者には効果が認められないと断言しています。 この血液がんにかかり、国立の病院で治療を受けた友人がいます。 1昨年に検査を始めかなりかかって、やっと血液がんであると診断されたのです。 その1年後ひょっこりレストランで出会いました。 「やあ、長谷川さんやっと治療が終わったよ。やはり命は金だよ。」「何それ?」と聞きました。 「毎週検査に行ってさ、3か月ぐらいかかったのかな。やっと血液のがんだと判明した。それから治療が始まった。一通りの治療が終了すると医者が『これで保険で出来る治療は終了です。後は看護師が説明します。』と言ってメニューのような表を持ってきたんだ。」 「これ以後治療を希望する方は、自費診療になります。この中からお選びくださいと言うことだ。それが下は30万円、一番高いのが100万円。やっぱ命は惜しいので、そりゃ100万円のを頼むわな。」 それから1年経ちますが彼は元気で暮らしていますので、近藤医師が指摘するように「血液のがん」は効果がある。身近で起こった事例から実感します。 ここで注意しておくべきは、「抗がん剤に延命効果はない」と言うことだと思います。 このことの反論記事が週刊文春1月20日号に載りました。 「週刊文春」 http://www.bunshun.co.jp/mag/shukanbunshun/ タイトルは、「ぬん芸春秋」近藤論文にがん専門医が「問題あり」 「抗がん剤は効かない」は本当か!?です。 論者はお二人です。勝俣範之医師(国立がん研究センター中央病院・腫瘍内科医長)&上野直人医師(テキサス大学MDアンダーソンがんセンター教授) 近藤医師が日本のがん治療の多くは「内科診療や外科診療の片手間に抗がん剤治療をしている」と書いていましたが、これとは一線を画すがん専門医の意見なので傾聴すべきでしょう。 果たして我々はどのようにがんに備え、がん治療を考えるべきなのでしょうか。最先端の論議は大変重要な意味を持つはずです。
042-365-9781