リウマチ(リュウマチ)のお悩みは「手のひら先生のリウマチ相談室」

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手のひら先生のリウマチ相談室ブログ 07年10月20日発行

こんにちは、ホームページ「手のひら先生のリウマチ相談室」を運営している、手のひら先生こと長谷川和正です。「手のひら先生のリウマチ相談室ブログ」として、高麗手指鍼治療にまつわるお話をいたします。このほか「手のひら先生の治療日誌」と「リウマチの広場(by 手のひら先生)」もありますのでこちらもよろしくお願いたします 。

本日のテーマ「あんま講座」

あんまと言う言葉、若い人はご存知でしょうか。マッサージは良く知られている言葉です。あんまで糖尿病やリュウマチを治すのは無理かもしれませんが、それでも昔は多くの疾患を治していたようです。あの「指圧の心は母心、押せば命の泉湧く」でおなじみの故浪越徳冶郎氏も、若い時は指圧で様々な治療を行った指圧の理論書を、共著で出されています。その後マリリン・モンローとの逸話ばかりが強調されてしまったので、「アッハッハ」と大笑いするだけのイメージがあります。目の前で拝見したことがないのですが、治療風景をテレビで見たことがあります。指圧と言うより「気を入れている」と見えました。

あんまはマッサージとは違います。マッサージとやっていることが同じものが多いので、一般の方たちには理解しがたいでしょう。しかしレベルが上になると、マッサージとあんまはまったく別のものになるのです。

一般的には「心臓から遠くに揉んで行くのがあんま」「心臓に向かって血液を押し戻すのがマッサージ」として説明されています。マッサージの定義はそれが正解です。あんまは先程の定義に「気を通す」が加わると言うことになります。気功の気です。

マッサージの先生は腕が太いです。あんまの先生は体がどちらかと言うと貧弱です。東洋鍼灸専門学校での我が師、小守マッサージ療院、日本トレーナーズ協会を主催されている、井上良太先生を初めてみたときそんな感じでした。入学式のとき末席を白髪の先生と譲り合っていたのが印象に残っていました。最初の授業でもぼそぼそと話されるし、「この人へいき?」と思いましたが、後で分かったのが東洋で一番の実力者であったと言うことです。

先生は私より一回りほどの体格です。決して体液をぐいぐいと押し戻すような手技ではありません。東洋鍼灸専門学校には、昔から経絡を切って行く独特の手技があります。

そうそう、あんまの正式なやり方をお教えしますね。まず患者さんの脈を診ます。病気を治すのだからあたりますですよね。でもほとんどの所はこのようなことはしません。次にどこか悪いところを聞き、既往症などあればそれも聞きます。サウナなどには、めったに病人は来ませんので、このようなことはないと思います。次はいよいよ手技に入りますが、血圧が高めだったりする時は、必ず手足から行います。昔床屋に行ったらそこの主人が言いました。「この前来たお年寄りが、高血圧と言っていました。その後近くのマッサージに行くといっていました。しばらくすると救急車がやって来て、聞くとそのお年寄りが脳溢血を起こして運ばれたとのことでした。」きっといつものように、上半身からもみ始め、背骨に沿って押したに違いありません。

1年生が終了して私はあんまの技術があまり高いとは思いませんでした。2年生の中ごろのテストで井上先生に「君は何を目的に揉んでいるのか分からない」と言われ、これは何とかしなきゃと考え、伝をたどってあんまの先生の特別授業を頼みました。我が校のの理事長(柳谷素霊の4番目の奥さん)の教えに、「10年間はあんまを行い手を作り、その後はりをせよ」とあったそうです。その10年が来たので、鍼を行おうと考えている先生でした。この方にお願いし、生徒は10名一人2万円を集め、会場を取って夏休みの仕事が終わった夜にセミナーを開いてもらいました。

実践的なお話があって、学校では聞けない貴重なものでした。私などは仕事の関係で、実地でこの世界を体験できなかったので、その後大いに役に立ちました。これは2回行い、その1回はスウェーデンからの留学生も参加しました。

「あんまは気を通す」つまり気を使うと言うことです。気功といっても誤ってはいないと思います。浪越師が画面に映っていましたが、その指は決して強く押してはいませんでした。そっと置いて気を通していたように見えました。気を通すから力は入れませんし要りません。井上先生は「爺さんも親父もそして私も骨折を治せる。でもそれぞれやっていることはまったく違う。気は教えられないんだよ」とおっしゃっていました。ある日は手を当てて、温める次に冷やすという秘儀をやって見せてくれました。

皆はあっけにとられていました。実は次の日実験台になった生徒に、先生と同じことを試してみました。成功しました。その時すでに気功を習っていたので、簡単に出来ていたのです。あんまと言うのはマッサージと同じものではなく、純粋に日本古来の医療技術ということです。

ではこのような達人を探すにはどうしたらよいか。それが分かりません。疲れたとき人に触ってもらいたい時があります。もし近くにいらっしゃったら私も行きたいです。もうなくなってしまいましたが、東京駅の地下に東京温泉と言うサウナがありました。気が進まなかったのですが、時々触ってほしいときに何回かマッサージをしてもらいましたが、これは上手いと言う方はいませんでした。ところが最近銀座のサウナ、テアトルに行った時のマッサージは上手でした。またこれはびっくりしたのですが、六本木サウナのザブーというところでは、初めて気持ちよく寝てしまいました。自分に合った名人はどこかにいるのです。

先生がおっしゃっていたのは、「あんまを受けている患者は、気持ちよいので治療中に寝てしまい、起きたら治っていた」と言うのがあんまで、これが理想である。

042-365-9781