リウマチ(リュウマチ)のお悩みは「手のひら先生のリウマチ相談室」

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手のひら先生のリウマチ相談室ブログ 07年10月17日発行

こんにちは、ホームページ「手のひら先生のリウマチ相談室」を運営している、手のひら先生こと長谷川和正です。「手のひら先生のリウマチ相談室ブログ」として、高麗手指鍼治療にまつわるお話をいたします。このほか「手のひら先生の治療日誌」と「リウマチの広場(by 手のひら先生)」もありますのでこちらもよろしくお願いたします 。

本日のテーマ「鍼灸は時代遅れか その1」

鍼灸は時代遅れでしょうか?なんとなく古めかしいイメージはありませんか?18年前鍼灸学校受験のとき、私には古い暗い社会からは日陰のイメージがありました。実際学校に行くと言った時、父母には猛烈に反対されました。入学してみるともっと良く分かりました。先生方もこの道にスムーズに入ってこられた方は皆無でした。言葉は悪い、今は差別用語で禁句でしょうが「視覚障害者がやっている職業」「ほかの職業に就けなかっただめな奴」というイメージがあり、社会的には低く見られていた職業です。いまでもそれはあるはずです。60歳中ごろ以上の年齢なら、身体に染み付いている思いではないでしょうか。

新入生最初の授業開始と伴に何人もの先生に「君たちは鍼灸に対する偏見はないか?」と聞かれ、こちらが「?」と思ったものでした。ヨーロッパでは医師が鍼をします。中国では病院で鍼をやっていて、西洋医師と同等の鍼灸医師であり国家公務員なのです。

アメリカは医師、漢方医、そして鍼灸師と資格がありそれぞれが鍼を使い治れば何でも良い様で、偏見はないようです。治ればよいという、さすがプラグマティズムの国です。地位が低いのは韓国と日本です。韓国では、「こんな程度の低いものはだめだ」と言って大学まで行かないと資格を取れなくしてしまいました。しかし日本のようにハードルを低くして、どの年齢でも資格を取得できるようにした方が有効と思います。

今のような国民意識レベルでは、鍼が有益なものと若い時から認識することは難しい。門戸を広くすることによって、この医学深め進化させる人材を求めたほうが得策である。学校で学ぶより、実際の治療の中でこの医学を進化させるヒントがあるので、学校の教育より社会に出てからの教育を充実させるほうが、私は有効有益と考えます。

最近は国民の知的レベルが上がって、「お医者様」もひとつの職業と認識され始めたので、鍼灸もまたその伝で、先入観なく評価されてきたのではないでしょうか。よろこばしいことではあります。

しかし最初はやはり2千数百年前に発見されたと言うつぼに、未だに鍼を刺している、古い医学と思っていたのは確かです。これを教室で聞いても答えはありませんでした。ある時西丸震哉さんという学者が、人間の生理と言うのは、およそ40万年単位でないと変化しない、と書かれていたのを読んで合点が行ったのでした。このことを先生に話したが反応はありませんでした。きっとこのことを考えたことがなかったのでしょう。情けない話ですが。

ツボは変わらない。ではこのツボを刺して治すことは、昔と替わっていないかというと、これが大変な変化をしていると断言できます。

その一番の変化は免疫に関することです。もちろん古典の説明の中には免疫とは書かれていないが、その思想はうかがい知れるところです。

現代では免疫の内容も研究され、古代の思想とは大きく変化しているところです。これは仕方ないことです。われわれはこれらの成果を踏まえ、いかに鍼のツボを運用し免疫高めるかを考えるかと言うことに尽きます。これが過去の鍼と大きく異なる点ではないでしょうか。

また免疫と言う以外でも、鍼は視点を変えて整理し理論化することによって、以前よりはるかに簡単に様々な疾患を治している先生はいます。これは伝統的な経絡治療がなかなか会得しずらいのに比べ、比較的簡単に習得できます。また修行と言うような時間経過を省くことは出来るはずです。

このように技術的な面から、また生理解剖学的な成果を踏まえ取り入れることによって、鍼そのものの運用を変えていく面での進化があります。さらに昔にはなかった様々な電気機器やレーザー機器と言った、最先端の機械を応用することでも同じように進化はあります。

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